2015年6月28日 (日)

銀はがしに応募する

子どもが、スイミングのテストに合格したご褒美に、コロコロコミックを買いました。

帰宅して、中からは、カードやら、トントン相撲やら、いろんな付録が出てきました。

その中に、「銀はがし」という、スクラッチゲームがありまして、見事クリアできたら、そのハガキを切り取って応募してちょうだい、と、あるわけです。

確かに。本の後ろの方には、いろんな懸賞の当選者名が並んでいます。

個人情報にうるさい今でも、こういうの、やっていたのですね!

んで、その銀はがしをやりたいと子どもがうるさいので、まずは、本からハガキを切り離し、私がルールを読み上げると、子どもがはがしたいスクラッチを選び、、、無事最後までできたので、そのまま切手を貼って送ろう、ということになりました。

まずは、住所や氏名ですが、子どもに自分で書きなさいと言ったら、大きい字しか書けないから無理だと言われ、、、。

二人で、県名は何だの、市の名前は何だの言って必要事項を書き入れて、、、。

切手52円分は、50円切手と1円切手のストックがあったので、それを使うことにしたのですが、

「これ、どうやって切るの?」

と子どもに言われて、そうか、この子は、切手をシートから自分で切り取ったことさえなかったんだと驚き、

「折り目をつけて、引っ張るの」

と教えました。更に、

「どうやって貼るの?」

と聞きますので、わざと

「裏を舐めて貼り付けるの」

と言ってみました。(笑)

思えば、こういうことは、図書館から借りてきた本ではできないのですよね。

月刊誌のシステムも知らずにいたので、ちょうど良い機会になりました。

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2014年4月15日 (火)

たのしいムーミン一家

結局、あれから一年、3冊シリーズを読み続け、子どもはプロレスごっこで眠くなると

「エルマー読んで!」

を繰り返しておりました。

ちょっと読み進んだと思ったら、翌日また戻って、また進んでは、更に戻って読めと言われ・・・。

そんな中、剣道大会でまた図書カードをもらいましたので、また新しい本を、と思っていました。

1冊はね、国語辞典と決めていました。

子どもが何かわからない言葉があると

「○○って、どういうこと?」

と訊くようになってきたのと、通信教育の中にも辞書が出てくるようになったので。

そして、問題は辞書ではない「返さなくて良い本」です。

この子が、エルマーのぼうけんと並んで、小さい頃、毎晩読み聞かせてもらったなぁ、と記憶に残って嬉しい本は、果たしてどんな本だろう・・・。

いろいろ考えて、結局は、『ムーミン』を選びました。

シビアな現実を生きるこの子には、寝るときぐらいファンタジーがいっぱいでいいじゃない。

怒ると鬼のようになるおかあさんも、読み聞かせのときぐらい、優しくなるからいいじゃない。

講談社、青い鳥文庫の「たのしいムーミン一家」は、流れるような訳で、初めての朗読でもすらすら読むことができます。

耳元で美しい描写を聞きながら、今日も遊び疲れた子どもが、スヤスヤと眠りにつきます。

そして、おかあさんは、あのムーミンパパのシルクハットが、実はムーミンたちが拾ってきたものだと初めて知ってびっくり!!(初めから被っていたのではなかったのね・・・)

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2013年11月17日 (日)

かいけつゾロリ

子どもが、学校の図書室から本を借りて来るようになりました。

一番喜んで借りてきて、毎晩、私に読め!読め!と言うのが「かいけつゾロリ」シリーズです。

テンポの良い文章と、おならやげっぷなどの下ネタ。いかにも小学生が好みそうな内容ですが、そこに喜んでハマっている子どもの姿が、なんだか昔の子どものように思えて笑ってしまいます。

今日も、どうしても欲しいものがあるので、買って、とねだられたのは、折り紙を入れるケースでした。

「でも、あれ、下手にあると、お道具箱の中で場所とって、整理がつかなくなっちゃうよ?」

と、私が言いましたら(ええ。教員時代、あんなご立派な箱は、場所ばっかとって仕方がないから持たせないで欲しいと思っておりました)

「いいの。あれだけ、机の中じゃなくて、ランドセルの棚に入れるから」

と、子ども。

ついでに、新しい算数のノートと自由帳を1冊。

ビン型の容器に入った澱粉のりも残りが少ないというので、それも購入。

夕方になって、名前を書いてやりましたら、明日から早速使うんだ、と嬉しそうにしておりました。

いいねぇ。こんなもので、学校が楽しくなって。

そして、明日は、借りている本の返却日なので、本を学校に持って行きます。

と、いうことは、夜には、また新しい本がやってきて、

「ねぇ!これ、読んで!!」

と、せがまれるってことなんでしょうね。

ゾロリを1冊読むと、40分位は平気でかかるんです。

ずっと声出しっぱなしで、疲れるんです。(泣)

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2013年6月18日 (火)

エルマーのぼうけん

いよいよ、我が家にも、あの名作がやってきました。

そして、今度は「絵本」ではありません。

文字ばっか、お話ばっかりの後、たまーに挿絵が出て来るだけでございます。

これを、おかあさん、毎晩、眠くなって

「遊んでよ~!!」

とうるさい子ども相手にプロレスごっこをし、

「そろそろエルマーにしようか」

と言って読み始め、だいたい4~5ページ読み進んだところで子どもが寝入る、というのを繰り返しております。

恥ずかしながら、このエルマーも、私、これまで読んだことがなくて、子どもに読み聞かせるのがぶっつけ本番でございます。

なので、読みながら、子どもと一緒に私もゲラゲラ笑うこともままありまして・・・。

こんなにおかしな話だとは知りませんでした。

ホント、出版社の方ってのは、どうしてこういうお話しに、ちゃんとおかしなタイトルをつけておかないのでしょうか。

おかしなタイトルがついていたら、もっと早く、私がこの本を手にとる気になったでしょうに・・・。

子どももね、最初の読み始めこそ

「このお話、長い。○○ちゃん、やぎがでてくるあの絵本(あらしのよるに)がいい」

と言っていたのですが、エルマーのぼうけんが本格化するにつれ、楽しそうに聴くようになりました。

たまたま入学祝いでいただいた図書券があったので、シリーズ3冊をまとめて購入してあります。

普段、殆どの本を図書館から借りている子どもにとって、久し振りの「返さなくて良い本」。

できれば、このまま、これが、ある意味で、子どもなりの記念というか、節目の本になればいいな、と思っています。

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2013年4月12日 (金)

あらしのよるに

宮沢賢治や、芥川龍之介も結構だけど、たまには、子どもらしい本を、、、と、「あらしのよるに」を図書館で借りることにしました。

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あべ弘士さんの絵で7冊の大型版になっている、はじめの3冊を、とりあえず依頼。

早速、届いたその日の夜に、子どもが読んで、というので、読んでみたら、、、

なんだ。このお話。

ま、

ま、

まるで、

落語じゃないの!!!

もう、子どもと一緒にゲラゲラ笑って、一気に3冊読んでしまいました。

そして、これも落語に通じるのでしょう。リズムがとても良いので、本当に読み聞かせをするときに読みやすいのです。

こんな絵本に出会っていたらなぁ。

こんな風に絵本を読んでくれる親に育てられたらなぁ。

私の人生、もうちょっと違ったんじゃないかと、いつも思うんだけど。

ホント、これは、傑作だわ。

そして、何度読んでも、リズムが心地よいから、おもしろいんだなぁ、これが。

まるでもっての落語だわ。

ああ、こんなおかしいおおかみのお話、きむらゆういちさんは、いつ書いたんだろうか。

教科書に載ったそうだけど、どこの会社から出たんだろう。

こんなお話、教室で子どもたちに読ませたかったなぁ。

あの落語の本を読むたびに、子どもたちが笑ったように、この「あらしのよるに」でも、子どもたちが笑っているんだろうなぁ。

いいなぁ。

今、横で寝息を立てている我が子も。このお話を教科書で知って、もとの本で読みたくなったあなたも。

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2013年4月 6日 (土)

トロッコ

先日の、蜘蛛の糸や注文の多い料理店が好評だったので、今回は同じシリーズの「トロッコ」を借りてをみました。

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私、これ、中学入試の前のテストに出てきましてね。何が書いてあるんだか、さっぱりわからなかったのです。

そして、今回絵本で全文読んでみましたら、これは全部読んでいないと、途中のところだけを抜粋して、何かを答えろと言われたって難しいんじゃないかと思った次第です。

話の中身は、簡単で、鉄道敷設工事の現場で、トロッコに土を積んで運んでいる土工の姿を見て、

「いいなぁ。一度でいいから、あのトロッコを押してみたいものだ」

的に憧れていた少年良平が、ある日誰もいない現場のトロッコを、弟とその友達と3人でちょいと押してみて、おもしろがっていたところを見つかって叱られて。

もう触れないものかと思っていたら、ある日、土工さんが仕事でトロッコを押しているのを手伝いたいと言うと、「いいよ」と許してくれたのは良いのだけれど、あんな坂、こんな坂、とんでもない遠くまで一緒に行く羽目になり。

最後には、自分たちは、ここに泊まるから、おまえだけ帰れと言われて、一人寂しく線路の上を歩いてくるのだけれど、どんどん日が沈み、いよいよ体も疲れて心細くなり、必死の思いで家に着いたときには、お母さんを前に大声で泣いていた、といったお話でした。

文体は、とてもきれいで、声に出しても読みやすいのですけれど、これを小学生に読めと言われても、なかなか難しい話でございます。

ところで、こちらの本は、宮川順子さんという方が、友禅染めとろうけつ染めの技法を駆使して縮緬布に手描きで染めあげた染色画で描かれています。

定価が1800円もしますのでね、当然図書館で借りて読みます。

「こんなにするんだったら、絵本なんて買っていられないね」

夫が、次々図書館から届けられる絵本を見てつぶやきました。

ええ。買ってなんて、置き場所にも困るし、やっていられません。

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2013年3月19日 (火)

童話を書く

新聞を読んでいたら、童話のコンテストの募集広告が載っていました。

「へえ。童話ねぇ、、、」

私には、かかわりのないことと思ってきましたが、ここ最近、子どもと読んでいるのは童話ばかり。

ならば、いっそ、この子どもと読んでいる童話にまつわる話を童話にしてしまえ、、、と思いましてねぇ。

昼間、内職の間にパソコンを広げて、一体応募規定の400字詰め原稿用紙5枚というのが、どんな量なのかと書き始めたら、あらやだ。ちょうど、そんなところに収まっちゃいましたよ。

で、一応、声に出して読んでみて、不自然がないか確認。

ちょっと変なところがあったので、そこを修正。

で、誰かに読んでもらう必要もないし、応募はネットからもできるというので、そのままワードのファイルを貼り付けて送ってしまいました。

そして、夜になりまして、、、。

子どもに、実は、あなたのことをお話にして書いて、一番の人には賞金がもらえる賞に応募してみたのよ~、なんて話してみました。

寝る前になって、いつもなら絵本を読む時間に、今日は、その私が書いたお話を読んできかせました。

パソコンのワードの画面は、字ばっかりで、絵なんて何もないのに。

子どもは、興味深そうに聴いて、最後の笑っちゃうところでは、やっぱり笑って。

「これ、気に入った?」

と言ったら、照れくさそうに指を1本上げました。

そう。気に入ってくれたの。

毎年1万点も応募がある賞なので、上位に選ばれることなんてないでしょうが、私は、我が子とのやりとりをそのまま書いた話を、我が子が気に入ってくれたのだから、それ以上のことはないと思うのでした。

そして、そこに書いたのは、絵本を読みながら、親子の絆を築いてきた私たちの話で。

たまたま探し出した童話(絵本)のリストが良かったのでしょう。

あんなに読書が嫌いだったおかあさんですが、良い絵本を読み聞かせるのは何の苦でもなくなって。

それは、絵本の読み聞かせを通して、親子となった、家庭を求めていた子どもと、子どもを求めていた夫婦の物語なのでありました。(←とんびのナレーション風)

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2013年3月 3日 (日)

絵本で読む「蜘蛛の糸」

先日の「注文の多い料理店」に続き、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」も絵本で見つけました。

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こちらも、図書館で借りました。

たくさんの漢字すべてにルビがふってあります。

読んでみたら、地獄の底にいた男が、悪いことをさんざんしたけれども、たった一つ、踏んづけてしまいそうだった蜘蛛を、踏んではいけないと救ってあげたことがあったから、極楽にいた御釈迦様の目にとまって、細い蜘蛛の糸を垂らしたところ、よいしょよいしょとのぼってきて極楽へ行けそうだ、と、思ったのもつかの間、後ろから皆が自分も地獄から抜け出したいと糸をたぐってきたものだから、そんなことされたら糸が重みで切れてしまう、と、後ろから続く罪人たちに向かって、これは自分の糸だから、断りなしに上ってくるな、と叫んだところ、

「自分だけ助かろうとしたな」

と見つかって、糸がぷつんと切れてしまい、せっかくの極楽行きが、そこで閉ざされてしまいました、というお話でありました。

なんだ。こんなお話なら、簡単に読めたのに。

読めなかったのは、題名のせいだ。

「蜘蛛の糸」じゃなくて、「せっかくの機会を逸した地獄にいた男のはなし」としたら、もっと簡単に読めたんだ。

だから、文学は、嫌いだ。そりゃ、確かに肝心要なのは「蜘蛛の糸」で結構だけれど、そういう、文学的な題名をつけるから、私みたいな文学嫌いが読まないんだ。

そして、こんな逸話なら、私など宗教のある学校にいたものだから、嫌というほど聞かされた。

そして、例えば、脈々と読み継がれている聖書など、それこそ「せっかくの機会を逸した地獄にいた男のはなし」的なタイトルをつけている。

なんだ。どんなに不思議な蜘蛛のお話かと思ったら、中身は、お説教かよ~。bearing

読書感想文に、何て書けって言うんだい。やっぱり、教訓か、さもなければ極楽の美しさと、地獄のおどおどしさの対比ぐらいじゃないか。

ちょっと拍子抜けな私でございました。

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2013年3月 1日 (金)

絵本で読む「注文の多い料理店」

ひょんなことから、あの宮沢賢治の「注文の多い料理店」が絵本になって出ていることを知りました。

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私は、子どもの頃から本が苦手で、特に、物語だの小説だの、文学文学しているものが、さっぱりわからなくて、宮沢賢治など、恥ずかしながら、この「注文の多い料理店」さえ読んだことがありませんでした。

(本を読んでいなくて、なんで、こんなにブログを書き続けられるかといえば、読書量と発信量とは必ずしも比例しない、という典型的な例が私なのですねぇ、、、)

で、まぁ、この絵本の解説で、「和田誠氏による実にわかりやすい絵」だの「すべての漢字にルビがふってある」だの「難しい言葉には、解説が書いてある」だのに惹かれて、早速図書館で借りて、子どもと一緒に読んで、初めて知りました。

注文の多い料理店というのは、繁盛して、お客からの注文が多い料理店ではなく、訪れた客に、あれやこれやと次々注文をして、最後に山猫に食べられてしまう、そうした屋敷のことでした。

そして、この絵本の良いところは、文字だけだったら、とてもとても怖くて子どもが読み進めないようなお話を、かわいらしくユーモラスな絵で表現することで、その恐さに歯止めをかけているところ。

いやー。ストーリーにも、挿絵にも、びっくりです。

そして、

「こんな本が40年前にあったらなぁ、、、」

と、思うものの、その一方で、

「あっても、私のことだから、読まなかったかもしれないcoldsweats01

とも思うのです。

私は、昔から、ノンフィクションか、獣医さんかお医者さんのエッセイしか読みませんでした。

作文などの表現力は、飛びぬけていたと、後で大人になってから、当時の担任の先生に言われて

「だったら、あの時に、ちゃんと教えてよ~」

と思ったものですが、そうした、自分の力の相対的な評価って、案外、本人は、知らなかったりするんですよね。

私は、通知表なんて、みんなが5をいくつももらっているものだと思っておりました。(笑)

そしたら、実は、それと同じくらい2なんかもらっている子がいるのだと、ずーっとずっと、大人になってから知りまして、自分の呑気さに呆れましたです。

だって、私、宿題は嫌いでやらないし、テスト前の勉強もしないし、忘れ物もしょっちゅうで、先生に叱られてばかりいたんですもの~。

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2012年10月30日 (火)

「どうして私は養子になったの?」

昨日は、前夜からの熱が続いて仕事を休み、お昼過ぎまで寝ておりました。

午後になりまして、いくらかラクになってきたので、子どものおもちゃや本を片付けて、特に、棚の上にただ並べてあった本を、おもちゃが入っていたラックの中にしまって、埃が被らないようにしたものですから、私としてもちょっと気分がすっきりしました。(だって、今までは、並んでいた本がしばしが雪崩を起こして大変だったのですもの)

で、昨夜、

「寝る前の本は何にする?」

と子どもにたずねましたら、読んだことのないこれが良い、と、持ってきたのが

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これでした。

いつか、何かの拍子に、この本に興味を持って開くことがあればいいな、と秘かに紛れこませていた本です。

そして、この本の中には、養子が「ちょっとちがう」けれど「全然変わらない」ことがたくさん書かれています。

命をくれたお母さんとお父さんがいて、それとは別に、今、あなたを育てているお母さんとお父さんがいる。

今あなたを育てているお母さんとお父さんは、子どもと暮らしたくて、大変な苦労をしてあなたを迎え、とてもハッピーである。

そして、養子だからって、我がまま放題して良いというわけではない。

お母さんやお父さんだって、あなたを叱ることがあるかもしれない。

でも、そうして家族として暮らすことを、あなたも、あなたのお父さんやお母さんも望んでいたんだよね、と、長い長いお話でした。

読み終わってから、

「そんなわけで、○○ちゃんは、うちの大事な子どもなんですから。養子は養子でも、特別養子縁組といって、書類に『養子』ではなく『子』と書かれている子どもなんですから。どうやったってうちの子なんですよ」

と話したら、ちょっと嬉しそうでした。

施設から我が家へ来たときのことも、特別養子縁組で裁判所の方が訪ねてきたときのことも皆覚えている子どもですが、それが『養子』という言い方をするものだと知ったのは、おそらくこの本を読んだ昨晩が初めてだと思います。

へへへ。忍ばせておいて、よかった。

ついでに、お母さん、あらかじめ下読みしといてよかった。smile

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