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2015年11月23日 (月)

マイコプラズマ肺炎

子どもが少し前から熱を出し、一気に高温になったので

「もしや、インフルエンザ?」

とお医者さんにかかりましたが、陰性ということで様子を見ていました。

ところが、処方された薬を飲んでも貼っても、熱は下がらず、咳は止まらず、食欲も元気もないまま連休になってしまい、いよいよ心配になってきました。

「これは、ただの風邪ではないかも、、、」

調べてみると、インフルエンザ並みの高熱が続いて、次に考えられるのが、肺炎のようでした。

「え!肺炎!!」

昔は、即入院の怖い病気だったけれど、今は通院で治せる、とも書いてありました。

「どっちにしても、肺炎だったら、怖いな、、、」

そして、どのページにも、だいたい、熱が3日〜4日続いたら、おかしいと思え、とありました。

はい。過去に、こんな経験は、ありません。2日も寝たら元気になって当然なのに、喋れないし、食べられないし、機嫌は悪いし。

かといって、普通の休日診療所では詳しい検査ができないから無駄足になりそうだし、、、。

一応、自治体の子どもの急病相談に電話してみますと、

「高熱が4日となると、本人はかなりきついし、明日もお休みだから今日のうちに受診した方が良いかもしれません」

といって、休日診療所と、救急病院を2ヶ所教えてくれました。

えーっと、今、必要なのは、肺炎かどうかと、いよいよ肺炎だったときにかかりやすいかだから、、、

行く病院を一つに決めて、問い合わせの電話をかけました。

「◯歳の子ども。先週の◯◯から◯度の熱が出て、近くの医院で風邪ということで薬を飲んでいるが、一向に下がらない、、、云々」

すると、対応可能との返事が来て、クルマで連れて行くことになりました。

地元の観光地を横切るので、連休の今日は、人もクルマもた〜くさん。

助手席でぐったりとしている子どもは、

「いつ着くの、、、」

と我慢の限界。

「もうちょっとだからねぇ。この先の信号曲がって行く、この前おばあちゃんが入院してた病院だから」

ようやく着いた病院は、駐車場が空いている時間は救急出入り口にクルマを付けちゃダメよというので、地下の駐車場に入り、出入り口前に一時停止して子どもを車椅子に載せ、急いでクルマを停め、エレベーターで地上に出てから救急の受け付けへと向かいました。

もう、今日は夫が不在だとわかっていたので、一人の心細さも何もなかったのですが、今思えば、よく連れて行って運んだものです。(笑)

そして、救急病院での子どもの問診票は、あれこれ書くことが多く、

「生まれたときの体重?!んなもん、覚えてないよ!」

以下、私の知らないことを慌てて母子手帳から写して書く、書く。

予防接種だって、「全部済んでます」というのがあれば簡単なのに、なにから何までチェックするようになってるんだから参りました。(まぁね、赤ちゃんだって受診するんだから、当然なんだけど)

そして、しばらく待って、診察。

まずは、問診。さっき、電話をかけたときのようなことを、順に話すと、先生が電子カルテにカタカタ入力していきます。

そして、本人の診察。聴診器を当てたり、喉や首を見たり。

すると、肺炎と並んで疑っていた喉の病気が外され、あとはレントゲンと血液検査、念の為インフルエンザの検査もしておきましょう、ということで、子どもを置いて私が待合室に行きますと、、、

聞こえる、聞こえる。うちの子と先生の激しいやり取りが。

だって、注射怖いのに、血を取るって言うんだもん!!

怖いから、思わず手が出ちゃうのに、先生は、かえって危ないから、手を動かさないで、って言うんだもん!!

そしたら、聞こえた!

「先生、上手だから。1回で失敗しないで取るから、動かないって、約束して!」

すげー。やっぱ、かわいい女医さんだけど、度胸あるねぇ、、。。

程なく、肘に絆創膏を貼られた子どもが車椅子ごと連れて来られました。

次、レントゲン。

看護師さんとレントゲンの技師さんが迎えに来てくれて、また車椅子ごと運ばれ、少しして戻ってきました。すると、

「横になりたい、、、」

と言い残して、待合室のベンチでうつ伏せになって寝てしまい、しばらく待ったところで呼ばれて診察室に入ると、、、どうやらマイコプラズマ肺炎ではないか、とのことでした。

肺炎に使う抗生物質の中でもマイコプラズマに効くのがあるそうで、それを出すので飲ませてください。順調ならば明後日には解熱する筈だけれど、解熱しないようなら、受診してください。さらに、本当にマイコプラズマかどうかの検査の結果は、来週後半にならないと出てこないで、この日かこの日、来て欲しいので、予約を入れましょう。

「え?肺に影がある、ってだけじゃダメなの?」

そこで改めて、私は、今、自分の子どもの置かれている状況が

「あとは、近所のかかりつけの先生に診てもらってくださいね」

レベルでないことに気付くのでした。

熱が出始めてから、食欲がなく殆ど何も食べられなかった子どもが、帰宅してゴロゴロしていたら

「茹で卵ならたべられるかもしれない」

というので、3個茹でました。

「固茹でで、お塩も添えて」

というので、その通りにして出しましたら、パクパク食べましてね。

おかわりの2個目を食べながら、

「お母さんの作る茹で卵は、美味しいな〜」

と言っているのです。

半熟ならまだしも、固茹で卵にうまいもまずいもないだろうと思うのですが、ようやく食べたいと思ったものが食べられて、嬉しかったのでしょうね。

学校で教員をしていると、「マイコプラズマ」というのは、たまに耳にする病気でした。

でも、学校にいる立場だと、数日の欠席(あるいは出席停止)という数字しか見えてきません。

それが、こうして親の立場になってみると、病院に連れて行くとか、学校を休ませるといった手続きのほかに、看病しながら、心配したり、ホッとしたり、いろいろあるものなんだなぁ、と思い知らされます。

特に、ウチの子のような、普段、これといった病気もしないしアレルギーもないような元気な子は。

「そっか〜。お母さんの作る茹で卵は、そんなに美味しかったのか、、、」

裏返せば、私も、ずっと、茹で卵をつくる余裕さえなかった、ということなのですねぇ、、、。

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